神戸・大阪エリアで防犯工事、LAN・電話工事を承っております、グローバルテックスです。
今回は防犯カメラに関するコラムのようなものを読んでいただこうと思います。
普段街を歩いていると至る所で目にする防犯カメラ。
飲食店や駅、マンション、商業施設など、もはや設置されていない場所は無いんじゃないかと思ってしまうくらい私たちの身近な存在となっています。
防犯カメラを設置する理由のほとんどは、犯罪の防止や解決への糸口といったものではないでしょうか？
現に、防犯カメラが設置されていたことにより事件が解決したという事案が毎日のようにニュースで報道されています。
それに「カメラが付いているから」という安心感も生まれるでしょう。
ここ数年の間に画像解析技術や通信技術が向上したことで、より鮮明な画質で見られるようになり、来年に差し迫っている東京オリンピックや2025年に控える大阪万博での治安維持などにも絡められて、益々防犯カメラ設置の機運が高まっているように感じてらっしゃる方もいるはず。
しかし世間の多くの人はそうではないのかもしれません。
どういうことか？
【防犯カメラは設置するだけで犯罪抑止効果がある】ということをあなたはご存知ですか？
この問いについてアンケートが行われたところ、4割以上の方が「知らない」と答えました。
「防犯カメラを設置するだけで犯罪抑止効果がある」というのは、つまり録画されている / いないかは関係なく、ただそこに防犯カメラがあるだけで人々は監視されているような気になり、それが犯罪の抑止に繋がっているということです。
このことを知らない人が4割も居たということは、それだけ防犯カメラが私たちの日常に「溶け込んでいる」のか、それとも単に防犯意識が低いだけなのか、私たちが防犯カメラに慣れすぎてしまったのか？
防犯カメラは確実に犯罪を抑止する力を持っています。それはもう統計で明らかになっていることなので疑いようのない事実です。
しかし一方で私たちの暮らしから「プライバシー」というものが無くなってしまいました。今やどこに行っても誰かに見られているのです。
もう一度そのことをよく考え直し、上手く活用できるよう、グローバルテックスは真摯な姿勢でこれからもお客様のご要望に応えてまいります。
参考
防犯カメラの設置増で犯罪件数が半減 刈谷市
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27492010Y8A220C1000000/
防犯カメラの設置による窃盗犯罪の抑止効果について 政策研究大学院大学 まちづくりプログラム
http://www3.grips.ac.jp/~up/pdf/paper2016/MJU16712hukaya.pdf
